ねぷろぽこさん過去生リーディング【月の楽園】

【過去生リーディング】のメニューはまだ閉じていますが、「過去生リーディング受けたいのでメニュー再開待ってます」というメールをくれて待ってくれている方々が居るので、たまーに時間が出来るとその中の1人に(先着順で)「今なら出来ます」と連絡して、たまーに過去生リーディングをしています。


つい最近やらせて頂いた3回リーディングをご紹介します。

(リーディング紹介するのすっごい久しぶりな気がする!)


ねぷろぽこさんの3回リーディング、の1回目です(^^)


ねぷろぽこさんには『sasaさん』という妹さんが居ます。

今回のリーディングにはsasaさん(の過去生)も登場します。





まずは今回お会いする存在から感じる色です


ピンク:ふわふわ

黄色:キラキラ

水色:シュワシュワ、サラサラ

茶色:どっしり

赤:メラメラ

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ねぷろぽこさんに伝えたい事があるのは誰ですか?


裸足を海の水につけてバシャバシャして遊んでいる子供

男の子(6歳くらいに見える)


彼は海が好き

足が感じる砂と水の感触が好き

面白くて気持ちいい


彼にとって『水』は、「シュワシュワ、サラサラするもの」


彼は目が見えない

戦争に巻き込まれ、赤ちゃんの時に視力を失った

どうやって視力を失ったかは誰も知らない

誰かに見つけられ拾われて【月の楽園】に連れてこられた時には、もう目が見えていなかった


彼は【月の楽園】に連れてこられた時の事を覚えていない

まだ赤ちゃんだったから


彼が覚えている限り、外の世界は暗闇だった

何も見えない

【音】と【匂い】と【感触】で、外の世界を判断するしかない

彼が浜辺で足をバシャバシャさせて遊んでいると

楽園の先生が迎えに来た

(あ、sasaさんだ)


「やっぱりまたここにいたのね。ご飯の時間だから戻りましょう(^^)」


先生は優しく少年の手を握った

少年は笑顔で手を握り返した

安心する手、大好きな手

少年の一番大好きな先生だった



少年は【月の楽園】で、かなり大切に育てられた

大人になった時にこの厳しい世界で生き抜けるよう、沢山の事が教え込まれた

(読み書きとか、料理とか、物作りとか)


少年の大好きな先生は、いつも少年に言ってくれた


「あなたは外の世界の【色】を見た事がないけれど、でも本当はそんな事はないのよ。

あなたの目の傷は生まれた後に出来た傷。

あなたは生まれてから数ヵ月間は、外の世界を見ていたはずなの。

寝ている時に夢を見るでしょう?その夢には色があるでしょう?

あなたが【色】を知っているからよ。

空を飛んでいる自分を想像してごらんなさい。

海の中を泳いでいる自分を想像してごらんなさい。

青い空、青い水が思い浮かぶでしょう。

あなたが【青】を知っているからなのよ」

ーーー

少年が段々成長して青年になると

楽園スタッフたちは「ここでこのまま働かないか?」と誘ってくれた


だけど彼は、外の世界へ出たかった

目の見えない自分が外の世界で何が出来るのか、試してみたかった


楽園は、自分に沢山の事を教えてくれた

馬の乗り方や、人との交渉の仕方、他にも色々教えてくれた

自分にも外の世界で生きていく事が出来るかもしれない

自分に出来る事を探して、困っている人の役に立てるかもしれない


『助けられてる』ばかりじゃ嫌だ、『助ける側の人間』になってみたい


彼はそんな想いから、楽園の外へ出る決心をした

彼は、彼の大好きな先生に自分の決心を一番に報告しに行った

きっと「頑張ってね」と応援してくれると思った


大好きな先生の反応は、予想の真逆だった

先生は言った


「ここに居たって、困っている人の役には立てるわよ。

ここは困っている子供達が集まる場所なんだから。

どうして外の世界へ出かけて行く必要があるの?

ここに可哀そうな子供達が沢山いるじゃない。

私達と一緒に、ここで子供達を助けていきましょうよ」


彼は驚いた

先生は自分の決断を応援してくれる、喜んで送り出してくれる、とばかり思っていた


彼は言った

楽園にいては自分はいつだって『助けられている立場』から抜け出せない

みんな優しいから自分を助けてくれてしまう

それじゃあいつまでたっても自立した事にはならない

外の世界へ出て、自分の力だけで生きてみたい

誰にも頼らず自分の力だけで生きてみたいんだ


先生の返事はたったひと言だけ


「誰にも頼らない、そんな人間いないわよ」


だった

彼はショックだった

大好きだった先生が、俺が外の世界へ出ていく事を反対してる

いや反対まではしてないかもしれないけど賛成はしてくれてない


「無理だ」と思ってるんだ

目の見えない俺が外の世界で生きていくなんて、そんな事は無理だと思ってるんだ

先生は信じてくれると思ったのに

先生だけは俺が「出来る」と信じてくれると思ってたのに


彼は悲しくなり

『悲しみ』から目を逸らすために、悲しみを『怒り』で覆った

「どーせ誰も信じてくれない」

「どーせ誰も味方じゃない」

「どーせ全員が俺を【可哀そうな目の見えない子供】としか見てないんだ」

そう思う事で悲しみを覆い隠し、先生が言った言葉の意味を深く考えるのを辞めた


彼は楽園であまり話さなくなり

それからたった数日後、楽園を出た

ーーー

楽園から出ても、楽園の近くならどこでも行った事があった

先生がしょっちゅう連れだして外に慣れさせてくれていた


問題は、自分が知っている範囲から外に出る時だな

その時はさすがに誰かに聞いたりしなきゃ、どっちの方角に何があるのかさっぱりわからないな・・・


そんな事を考えながら彼は歩き始めた


最初は楽園を出て

しばらく草原の中の土の道が続き

土の道が大きくなって

右手に闇市が出てきて

闇市の中に入り込むのは危険だから、闇市を避けたあっちの道へ・・・


そこまで来た時、突然何かが背中にドン!!とぶつかって

彼は吹っ飛ばされて道に倒れた

持っていた大きな荷物がどこかへ転がった


なんだ!?

何があったんだ!?

誰かがぶつかったのか!?


パニックになりながら起き上がろうとする彼に、上の方から男性数人の声が響いた


「おい邪魔なんだよ!」

「なんだこいつ目が見えないのか?」

「なにこんなとこで一人で歩いてんだよ!お母ちゃんはいねえのか?ハハハ!」

「お?あれはお前の荷物か?ずいぶん大荷物じゃねえか」

「中身チェックしてやろうぜ!」


彼は土の道に座り込んだまま震えていた

自分のすぐ上から聞こえてくる、男たちの恐ろしい声

そして周囲に人が集まりつつある気配

見物人たちのひそひそ声


誰も彼を助けようとする人は居ない


物凄いショックだった

彼はまだ楽園から出たばかり

全然遠くまで歩いていない

先生がいつも一緒に歩いてくれていた、よく知っている道

見物人たちの中には彼を見た事がある人も多いはず

それでも誰も助けてくれない

それはとても大きなショックだった


そうか、みんな自分が一番大切だもんな・・・

俺の事を見た事あったって、楽園を知ってたって、そんな事は関係ない

みんな自分が危険に巻き込まれるなんてまっぴらだもんな・・・


どうしていいか分からないまま

彼は道に座り込んだままだった


男たちは彼の荷物を点検しはじめた

「おい弁当あるぜ!」「まだあったかい」「食っちまおう」「ひーうめぇうめぇ」


それはあの大好きな先生が作って入れてくれたお弁当だった

彼の頭に血が上った

立ち上がって男たちをボコボコに殴りたかった

この目さえ見えたら

この目さえ見えたら、こんな奴らに負けないのに!

悔しくて身体がガタガタ震えた

「あんたたち、何やってんの!!!」

急に大声が響いた


「先生だ」と彼には瞬時に分かった


先生、来ないでくれ

こんなところに来ないでくれ

俺を助けようとしないでくれ

この男たちは多分危険なやつらだ

今まで聞いた事もない声だから、きっとよそ者だ

先生危険だ、近付いちゃいけない

俺を助けちゃいけない


彼は耳を澄ませた

男たちは今どのあたりだ?

先生は?今どのあたりまで来てるんだ?


先生の声がした

右の方から聞こえてくる

「その子に手を出さないで!」


男たちの声がした

左の方から聞こえた

「うるせえ!誰だお前は!かんけーねーだろ!」


彼は立ち上がって右の方を向いて叫んだ


「先生来ないで!楽園へ戻って!」


男たちが笑った

「うひゃひゃひゃひゃ!先生だってよ!あの女はお前の先生か!」

「楽園?楽園ってなんだ?若い女がいっぱいいる場所かー?ブハハハハハ!」


「きゃあああああ!!!」


先生が叫ぶ声が聞こえた

やじ馬たちがざわざわ騒ぐ声が大きくなった


彼の全身からサーーーっと血の気が引いた


何が起きてるんだ!?

一体何が起こってるんだ!?

先生は何をされてる??


その時突然お腹に激痛が走って、後ろに吹っ飛ばされた

男の1人が彼のお腹を蹴った

彼は息が出来なくなり、倒れてお腹をおさえてうずくまった


何度か咳込んでやっと息が出来るようになって

周囲の音が耳に入ってきた


先生の叫び声が聞こえ

誰かが殴られる残酷な音が何度も聞こえ

男たちの笑い声が聞こえ

やじ馬たちのざわめきの中に「おい・・やばいぞ・・」とか「誰かやめさせろよ・・死んじゃうぞ・・」とかが混じってるのが聞こえ


先生の声が全く聞こえなくなり


男たちの1人が言った


「あれえ?死んじゃったかな?ちょっとやりすぎたかな?へへへ」


ドサッ!

と、大きな荷物が地面に投げ出されたような音が聞こえ


「弁当ごちそーさん!うまかったよ」


と言って笑いながら去って行く男たちの足音が聞こえた


地面に倒れたまま放心状態の彼に

やじ馬の中から誰かが「大丈夫か?」と声をかけ、抱き起してくれた

その近所に住む、楽園をよく知っているおじさんだった


おじさんが放心状態の彼を楽園へ連れて行ってくれた

ーーー

彼の大好きな先生は死んでしまった


彼はしばらく楽園のベッドで寝た切りのような状態を過ごした

立ち上がる気力がどうしても湧かなかった


2週間ほどベッドでほぼ寝たきりで過ごし

やっと少し立って歩けるようになり


まず最初に彼がした事は、自分を殺す事だった

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お名前は?


「マーク」


冥界にいますか?


「はい」


今行きます!





冥界編へ続く。






🔻雪の妖精たちのエナジーです❆


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