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【生まれなかった子供】と【カタリナさん】②


3月にSさんの1度目のリーディングをして。

リーディングの後、Sさんはたまに『あの子』に話しかけたりしています、とういメールを下さいました。

その後どうなっているかな・・・と思っていましたが、6月にメールを頂き、Sさんの「嵐」はまだまだ過ぎ去っていないと知りました。

自分でも『よくまあ全部をこなしてきたもんだなぁ…』と思うほど、今月に入ってからは本当にハードな日々でした。

と、書かれていました。

でも… でも…… 本当に不思議な事なのですが、<心は軽い>のです… この状況で、もう"不気味"としか言いようが無いんですが、<心は軽い>のです…

『全てを失ってドン底に落ちて、もう怖いものが無くなったのか…?! 完全に開き直ったのか…?! それとも、とうとうイカれてしまったのかぁぁぁ~?!』

…などと考えてみたのですが、 『イヤイヤ、これが「癒しと恵みのパワー」の効果なんじゃないか?!』と思ったのです 『きっとそうに違いないっ』と。

まだ体感などは無いので、ほんの少しだけですが… それでも、やっと、やっと、アリアンさんにも喜んで頂けるようなご報告ができる状態になりました。

2回目のリーディングもずっと気になっていたのですが、やって頂きたいという気持ちがある反面、『1回目のリーディングのように、また同じような辛い内容だったら…』と、なかなか踏み出せずにいました。

でも、<心が軽い>という事と、確か2回目のリーディングは1回目のリーディングから3ヶ月以内というタイムリミットがあったという事。

そして、少し前のブログの中にあった『体感の有無よりも、まずは知る事が大事❗❗』という言葉に背中を押されて、2回目のリーディングをお願いしたいと思いました。

すぐに2度目のリーディングをさせて頂きました。

 

まずは今回お会いする存在から感じる色です。

黄色 モンキチョウ

黄緑 野原

緑 木々

紫 神聖

薄紫 たしなみ

赤 情熱をかける、やりがいのある仕事

 

Sさんに伝えたい事があるのはどなたですか?

揺れる提灯の明かり

たくさんの人

今日はお祭りの日

食べ物屋さんがたくさん出ている

何かを投げて当たったら景品がもらえる、的なのもある

日本みたいです

あんまり昔じゃない

明治に入るちょっと前、くらい

リンドウ・・・

リンドウという言葉が何度も頭に響きます

彼女はリンドウの茂みを見ていた

お祭りで人がごった返していて

親たちは、どの店に行こうかとか話していて

彼女はリンドウの茂みを見ていた

何かがあの中にいる

自分を呼んでいる

親たちから離れて

リンドウの茂みに近付いた

彼女はまだ小さくて・・・2歳くらい

リンドウの茂みの中をそっと覗くと

中に、黒い男の子が見えた

真っ黒だった

顔も手も足も真っ黒

服も真っ黒

目と歯だけが白い

黒い男の子は、彼女を見てニッコリ笑った

そして手を伸ばした

何かくれるのかな?と思って彼女も手を出すと

彼の指が彼女の人差し指に触れたとたん、チクッと痛みが走った

トゲが、刺さった

彼女はびっくりして、人差し指のトゲを自分で抜いてぽいっと捨てて

またリンドウの茂みの中を見ると、もうそこには誰も居なかった

 

えっと・・・もうちょっと大きくなれる?大人のお話出来るくらい?

うん

どうぞ。

あ、大きくなってくれた。ハタチくらいに。

あの!

物凄く気になってるんですけど!

あの・・・黒い男の子。あれって、1回目のリーディングでも出てきた子ですか・・?

そうです。

あのトゲ何ですか???

私が何度生まれ変わっても、いつも見つけ出してはああやってトゲを刺していくの。

私に不幸がたくさん訪れるように。

うわ~~~~

何であの子には、そんな事が出来るんですか?

確か、「お母さんは不幸を望んでいる」って勘違いしてるんでしたよね?

だからって、生まれるたんびに毎回見つけ出すとか、トゲを刺すとか・・・どうやってそんな事出来るんだろう?

お腹の中の子供というのは、まだ中身がしっかりと身体に入っていなくて。

その辺をフワフワとお散歩したりするものなの。

あの子はそういう状態で、母親が亡くなってしまって。

でも今でも常に母親を求めて、フワフワとさまよい続け。

母親が生まれ変わっているのを見つけると、母親の為に「トゲ」を刺していたの。

今のSさんにも、トゲが刺さってる・・・?

刺さっています。

どどどどうしたらいいんですか!!!

あの子。あの黒い子。あなたは前回、あの子と話す事が出来ました。

また今回も呼び出してみてくれませんか?

そして話をしてくれませんか?

うわっ!きゅ、急展開(◎_◎;)

いややりますよ!とことんやらして下さい!

ではもう一度手の写真を見ながら。繋がりなおして下さい。

ハイ!

 

ゆっくりと、繋がりなおしました。

だんだんとお腹がぎゅーーーっとなって。新たなパイプが出来たのが分かって。

彼の声が聞こえてきました。

「なんだよ?」って。

ねえ、お母さんは辛い事が起こってほしくないんだよ。分かる?

「何言ってんの?」

いや、ホントなんだってば。お母さんは、笑顔で暮らしたいんだよ。泣いたり怒ったりしたくないんだよ!

「・・・・・」

(あれ?もっと反抗してくるかと思って身構えてたのに)

「最近」

はい?

「最近・・・言ってる時あるよ・・・幸せになりたいって。多分、俺に向かって」

でしょ!?でしょでしょー???

「でもどうすりゃいいか分かんないよ。今まではずっと不幸になりたがってたんだからさ。そんないきなり方向性変えられてもさ・・・」

いや、方向性変わってないから!お母さんは最初から幸せになりたいんだよ!笑顔でいたいんだよ!

「・・・・・・・・・・・・・・・・・まじ?」

マジマジ!!!!!

「そんな事言われたって・・・どうすりゃいいの?俺どうすりゃいいの???」

いや・・私もあんま分かんないんだけど・・・

ねえあの時の「お母さん」て、どうしてるの?冥界にいるの?

「うん」

もう癒され終わってる?

「うん」

迎えに行こうか!

「げ」

何で「げ」なのさ~?

「俺あそこ入れない」

あ、そっか。じゃあ私が行くから、丘で待ってる?

「お前の丘行っていいの?」

来れるなら。

「行くよ!本人の承諾があれば入れるんだ!」

へえー、そういうシステムなのか!丘!

それでさ、今はちょっと仕事のお昼休みだから無理なんだけど、今日の夜に冥界行くから。

そん時まで丘でアナドラと遊んでてね?

「分かった!」

 

と、いう訳で。

さっそくその夜スタジオから冥界へ行きました。

つづく。

 





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