6月に世界樹カプセルホテルから無事に出てきて、黒天使に連れられてご本人に戻って行った赤ずきんちゃん。
赤ずきんちゃんのご本人、M旦那様の最終リーディングをしました。
まずは今回お会いする存在から感じる色です。
鉄 はがね(?)
黄緑 未来
濃い紺色 夜空、宇宙
金色 光
ピンク 恵み
M旦那様に伝えたい事があるのはどなたですか?
洞窟の中・・・
冥界の洞窟に似ているけど冥界じゃない
人が沢山いる
とても大きな洞窟
いるのは全員、男性
洞窟の壁を掘っている
鉄のような物を掘ってる・・・?
このエリアの責任者の男性
皆に指示を与えている
洞窟、石、岩の事を知り尽くしている
どっちに掘ると崩れて危険か、彼には分かる
掘っている人達は彼を絶対的に信用している
「掘りすぎてはいけない」
それが彼の口癖だった
山には生きるのに必要な量というものがある
それ以上に掘ってしまったら、山がダメになっていく
山を殺してはいけない
我々は山に分けてもらっているんだ
常に感謝して、掘りすぎない様にしなければいけない
彼はいつもそう言っていた
でもそれは、彼の意見で
上の人達は賛成してはくれなかった
上の人達は掘れるだけ掘り尽くしたかった
彼は言う事を聞かない
一定量掘ると、これ以上はこのエリアからは掘りたくないと言う
「それでも掘れと言うなら俺は仕事を辞める」と言う
彼がいないと坑夫達は掘らないから
上の人達は、しぶしぶ彼の言う事を聞いていた
偉い人が変わって
強気な態度で出て来た
掘り続けないのなら、もうこの仕事はさせないと彼に言ってきた
彼はカッとなり、仕事を辞めて山を降りた
彼には家族は居なかった
山が家族みたいなものだった
彼は実際に、石や岩達と話をしていた
山に「どれだけ掘っていいか」を直接聞いていた
岩達が、洞窟をどっちの方角に掘ればいいか教えてくれた
彼はそれを誰にも言わなかったけど、一人だけ、彼の秘密を知っている坑夫がいた
彼の下で働いている坑夫だった
彼よりも10は歳上
その坑夫も山の「気」に敏感だった
山と話は出来なかったけど、「山が嫌がってる」とか「喜んでる」とかを常に感じ取っていた
ある日、彼が岩と話をしている時
その坑夫が彼の姿を見て、不思議な感じに気付いた
彼の周りの岩達が喜んでいる感じがした
「あんた、何してる?」
とその坑夫に聞かれて、彼は何故かは分からないけど、何も考えずに「岩と話してる」と言ってしまった
「やっぱり」とその坑夫は言って、それから2人は仲良くなった
彼は、山や岩や石達が教えてくれる事を、その年上坑夫に話して聞かせた
洞窟の石達は沢山の事を知っていた
宇宙の事まで知っていた
自分達(石達)一つ一つが、宇宙と繋がっているんだと教えてくれた
人間もそうなのだと、教えてくれた
カッとして仕事を辞めて山を降りてしまった彼は
坑夫達の事が気になっていた
彼らはあのまま、もう掘り続けてはいけないエリアを掘らされているのだろうか?
あそこをあれ以上掘ったら山は怒ってしまうだろう
洞窟は崩れ始めるかもしれない
あのエリアはいけないんだ
少しずれれば大丈夫なのに
どうして奴らはあそこにこだわるんだ?
・・どうしてかは、分かってる
エリアを変えて新たに掘り始めれば、時間も金もたくさんかかる
そんな人間の都合で、山を殺していいのか?
でもこのままじゃ俺は、自分の怒りの感情に任せてあの坑夫達を見殺しにする事にならないか?
いや、洞窟が崩れるとは限らない
大丈夫かもしれない
きっと大丈夫だ
町に降りた彼は、お酒を飲んだ
酔っ払って忘れようとした
何日か飲んでスッキリしたら、町で仕事でも探そうと思った
ある日の夕方、飲み屋に入ると
そこの常連客が話しかけて来た
おうあんた、あそこらへんの山に入ってたんだよな?
あそこで洞窟が崩れて坑夫達が何人も閉じ込められてるんだってよ!
もう何日か経つらしいぜ
あんたラッキーだったな、命を落とさなくて
全身の毛穴がバッと開いたのが、分かった
寒くなって、熱くなった
汗が吹き出てきた
次にお腹がぐるぐるした
お腹の中で、何かが渦巻いている
怒らせてしまった
山をとうとう、怒らせてしまった
山は彼らを閉じ込めた
なんてこった
俺のせいだ
俺は自分だけ、逃げたんだ
あの歳上の坑夫、彼も閉じ込められてしまったのだろうか
それとも山の怒りを感じて、先に逃げ出しただろうか
「逃げたい」
という気持ちが一瞬、彼を襲った
何も知らないふりをして生きていきたい
でも、次に逃げたらもう自分を許せなくなると分かった
彼は山に戻る事にした
もう間に合わないかもしれない
何日も前に事故は起こったらしい
もう誰も、生きてはいないかもしれない
山に戻るのに2日かかった
彼は一人で山に入って行った
山よ、すまない
捨てて行ってすまない
俺も人間なのに、同じ人間達のする事を止める事が出来ずに
逃げてすまない
山に謝りながら、彼は進んだ
洞窟の入り口にたどり着いた
ごくっと息をのんで
彼は洞窟の中に入って行った
崩れた場所は、入り口からそう遠くはなかった
そこから先、洞窟は完全にふさがっていた
彼は山に頼んだ
お願いします、彼らを助けて下さい
私に彼らを助けさせて下さい
もうあなた達の声から逃げないから
洞窟の壁の一部がキラッと光った気がした
その部分を、そっと掘ってみた
崩れていた洞窟の壁の一部がそこと連動しているみたいに、バラバラと壊れた
今度は反対側の壁の一部がキラッと光った
そこをそっと掘ると、また崩れた壁の一部がバラバラと壊れた
そうやって繰り返し、どのくらいの時間そうしていたのか。
やっと壁に小さい穴があいたのですぐに中を覗いて見たけど、何も見えなかった
同じ作業をさらに繰り返し、ようやく穴が広がって通れるくらいの大きさになって
中に飛び込んだ
坑夫達は、全員横たわっていた
「手遅れだった」と思った
でもよく見ると、まだ少し動いていた
彼らは生きていた
水がすこーしづつ沸き出る場所を発見したらしかった
あの、彼の友人だった歳上坑夫が掘って発見してくれたらしい
水はほんの少しづつしか出てこなかった
皆で順番に飲んだ・・・つもりだった
誰もが必死で、自分の事で精一杯だった
歳とった坑夫達の世話は若い坑夫達がした
皆、いっぱいいっぱいだった
誰もあの、水を掘り当ててくれた坑夫がどうしているか、気にかけている余裕は無かった
彼は水を掘り当てて・・・それからどうしたんだっけ?
坑夫達が無事に洞窟の外に出てからも
あの、彼の友人だった坑夫は見つからなかった
洞窟にも、外にも、どこにもいなかった
彼は必死になって、友人を探した
山に何度も訪ねた
山も岩も石も、もう彼には何も話してくれなかった
これは・・どこですか?地球ですか?
今で言う南米です。
えっと・・・何があったんですか?
お友達の歳上坑夫さんは、どうなっちゃったんですか??
彼は・・・山に、「自分を捧げるから坑夫達を助けてほしい」と頼んだんです。
それで、水を発見した。
もちろん山は、彼の命など捧げてほしいとは望んでいません。
でも彼はそれが「約束」だと信じて、水を飲まなかった。
私のせいです。
どうして彼はその後見つからなかったんでしょうか・・・
山が、彼の希望を聞き入れたんでしょう。
彼は「自分を捧げる」と言った。自分の身体が山の一部になる事を望んだのです。
歳上坑夫さんは、冥界に行ったのですか?
行っていませんよ。大丈夫。彼は「人々の未来」だけを考えていた。
そういう気持ちで死んだ場合、冥界には落ちません。
それに山が彼を包み、癒してくれました。
今回どうして出てこられたんですか?
M旦那様に何を伝えたかったのですか?
後悔し続けていました。
特に死んでからは、あの時の友人が自分にとってどれだけ大切な存在か分かったので。
どうしても自分を許せなかった。
「あの時一緒に町へ降りようと提案すれば良かった」
「それより自分が山に残って、上の人達ともっと戦うべきだった」
「酒なんて飲んでないでさっさと山に戻っていれば、彼が生きているうちに外に連れ出せたかもしれないのに」
「あと1日でも早ければ連れ出せたかもしれないのに」
そんな後悔だけを抱えていました。
でもそんな後悔の念は、そろそろ捨てようと思います。
「過去」ばかり振り返っていてもしょうがない。
あの時の友人は、今自分の目の前にいるのだから。
彼女との「未来」を見て過ごしたいと思います。
え、という事は。
今の奥様が、その時の「歳上坑夫さん」ですか?
そうです。
そうなんですか・・・・
ではご本人からのご質問です。
『俺はお前(奥様)と楽しく遊んだりしたい。だけどお前はいつも身体が辛そうで拒否をする。例えば、身体がだるいならマッサージに連れていくのに拒否をする。そんなお前を見て、自分で足枷をつけて家を出ないようにしている様に見える。俺はどうすればお前を楽にしてやれるのか?何をすれば一緒に人生を楽しめるのか?』
慌てないように。
まだ、始まったばかりだ。
お互いの本当の関係を、知り始めたばかり。
慌てて外に連れ出そうとしないで、ゆっくり行こう。
身体がだるい日は、外の波動があまり良くない。
彼女は敏感に感じ取ってしまう。
山と共鳴しているからだ。
そんな日は無理に外に出す事はせず、家でゆっくりさせてやればいい。
山が喜んでいる日は、彼女も気分が良いはずだ。
そんな日は少しでも自然を感じられる場所へ彼女を連れ出すといい。
リーディングが終わった直後は、
「あんなに頑張って人々のため、山のために尽くしたのに、たった1度逃げただけで話してくれなくなるなんて、厳しい!!(><)」
と思いましたが。
ギュー(ミカエル)に「違う」と言われました。
彼の方が、聞けなくなってしまったようです。「後悔」が邪魔して。
なるほど・・・。
そして、天女さんでもあるM奥様から頂いたご感想です。
早速のリーディングありがとうございます。
「まだ始まったばかり」、これってアリアンさんがリーディングしてくださったからこそです
アリアンさんがいらっしゃらなかったら、私たち夫婦は何も分からないまま今生も過ぎていったでしょうね
私と主人はずっと一緒にいたのですね♪いつの世もずっと関わりがあった。
もっと早く私が天女の使命を思い出せば、主人の辛い過去世が少なかったのに申し訳ないですね(主人に謝っておきます)
歳上坑夫を死なせてしまった後悔はあっても冥界へは堕ちなかったのですね
冥界へ墜ちる堕ちないの基準は何なのでしょう?と不思議に思ってしまいました
それにしても山や石と会話が出来た夫。
山の気を感じ山に取り込まれた歳上坑夫。
私たち夫婦、そのうちパワーストーンとか山とか会話できるようになったりして(*´艸`*)淡い期待です(笑)
今回は冥界へ墜ちていなかったようなので、これで主人共々リーディングが全ての終了したわけですが、夫婦で5回のリーディングをしていただいて思ったこと
天女の頃から主人は色々と考えて込んでしまうタイプ
一方の私は『楽しすぎて使命忘れてました~』的なお気楽というか、その時の気持ちで動くタイプ
現世でのタイプは表面上は真逆なのに潜在的なタイプは過去から続いていると感じました。
リーディング結果を何度も読み返して、自分の中の落とし込んでいきたいと思います!
本当にありがとうございました
何度 “ありがとうございます” と言っても足りないくらいですが、ありがとうございます(笑)
これからもブログを楽しみしていますし、たまにコメント欄に出没します
今後のパワー送信にも参加させてくださいね
(∗ˊᵕ`∗)
冥界に落ちる、落ちないの基準は何なんだろう?
私もほんっと、そこ気になります!!
今までのリーディングで、自殺したけど冥界に落ちなかった、という過去生も見たんです。
その「自殺」は、何と言うか・・・明るめの自殺というか・・・
「私が死んで、代わりに全員助けてやる~~~!!うおーーー!!!」
みたいな勢いで、何なら「これで皆が助かるんだ!」とちょっとウキウキ気味で死んでしまった、という自殺でした。
自殺したからって絶対に冥界に落ちる、という訳ではなさそうです。
気持ちの問題か?
Mご夫婦は、「山」や「鉱物」ととても深い繋がりがあるんですね。
私たち夫婦、そのうちパワーストーンとか山とか会話できるようになったりして(*´艸`*)
全然淡い期待じゃないと思います!
Mご夫婦、本当にありがとうございました!!