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執筆者の写真アリアン

T長女さんのリーディング【ご家族リーディング】


まずは今回お会いする存在から感じる色です。

紫 色香

オレンジ 陽気

赤 情熱(しかもメラメラ)

白 秘めた乙女心

黑 苦しみ、妬み

青 清涼の地(?)

ーーーーー

T長女さんに伝えたい事があるのはどなたですか?

砂漠の国

砂漠にあるオアシスの国

紫のうすーい布を頭からかぶってヒラヒラさせながら踊る、踊り子

指が他の人よりも長くて

そのせいで、彼女の踊りは誰よりも妖艶に見える

顔は・・・決して不細工ではないけど、特別な美人という訳でもない

でも動きが美しかった

特に彼女の踊りは、誰もが目を奪われた

彼女はもともと、とても貧しい家に育ち

きょうだい達や両親に少しでも良い暮らしをさせたいと、この仕事についたけど

やってみたらこの仕事は彼女にとって天職だった

彼女が踊ると客が増える

彼女は色んな店から引っ張りだこになった

彼女に支払われるお金はどんどん高額になり

お客さん達も彼女にはたくさんチップやプレゼントを渡したので

彼女は一気にスターみたいな状態になった

とても気分が良かったのは、最初の一瞬で

すぐに忙しさに目が回り

そして怖くなった

こんなに人気者の状態が、いつまで続くんだろう?

どう考えたって今がピーク

てっぺんまで登ってしまった

この先は・・・「落ちる」以外、無いんじゃないのか?

怖い

恐ろしい

どういうきっかけで落ちていくんだろう

それはいつ始まるんだろう

そんな事をよく考えるようになっていった

彼女の気持ちとは裏腹に

彼女の人気は何年も続いた

彼女の不安は、そのままだった

年月を重ねれば重ねるほど、不安は大きくなった

結婚を申し込んでくれるお金持ちと

さっさと結婚してしまった方が良いんだろうか?

でも、誰の事も好きじゃないのに

どうやって誰か一人に決めたらいいんだろう?

このオアシスに、どこか遠くの町から越してきた夫婦がいた

子どもが1人いて

子どもが小さい間は、奥さんは家で子育てをしていたけど

子どもが少し大きくなったら、町に仕事に出て来るようになった

前に住んでいた町では、有名な踊り子だったらしく、、、とても不思議な踊りをおどった

妖艶さは全く無かったけれど

『楽しい踊り』

みんなが巻き込まれ、一緒に踊ってしまう

彼女がいると店が盛り上がる

そんな噂はすぐに広まって

彼女はあっという間に人気者になった

もともとこの町にいた、指の長い踊り子は

震え上がった

もう自分の時代は終わった

新しい、全く違う踊りを持ってきた、新しい踊り子

みんな彼女に夢中だ

しかも彼女は結婚していて

子供もいて

何もかも、手にしている

私は?

私には何もない

ただずっと、家族の為に踊り続けてきただけ

誰も好きにすらならなかった

私っておかしいの?

どうして誰も好きになれなかったんだろう?

指の長い踊り子は、踊らなくなった

町に顔を出さなくなった

誰も彼女の姿を見なくなった

彼女の家族は、狂ったように彼女を探した

でも見つからなかった

きっと1人で砂漠へ出てしまったんだ

誰もがそう囁いた

人生に疲れてしまうと、砂漠へ吸い込まれるように出て行ってしまう人がたまにいるから

皆の予想は、当たっていた

彼女は1人で砂漠へ出て、歩いた

暑くて、数日も持たないだろうという事は分かっていた

意識が朦朧としながら、一歩一歩砂漠を歩いていると

誰かが目の前に現れた

ボーっとしていてよく見えないけど、浮いてるっぽいから、人間ではないだろうなー

なんて思ってる

目の前に現れた浮いてる人物は、女の人みたいだった

浮いてる女の人が言った

『次の人生で、あなたが一番に望むものは何ですか?』

彼女は答えた

「私が次の人生で一番に望むものは、愛する心です。

どんなに素敵な身体があって、どんなに素敵に踊れても、誰の事も愛せないなんて寂しすぎます。

美人でなくても、健康でなくてもいい。

誰かを痛いほど愛せる心を持って生まれたい。

そして、そんな風に全力で愛せる人に出会いたいんです。」

『分かりました』

と言って、浮いてる女の人はいなくなった

彼女は、安心したように笑って

砂漠に倒れた

 

今回どうして出て来られたんですか?T長女さんに何を伝えたかったんですか?

出たいんです

え、あ!

冥界に居るんですか!?

そうなの。出たいんです

うわ、分かりました!!

まずはここまでお父さんに送って、ちょい休憩入れて、今日このまま行きますね。

少々お待ちを!!!

ご家族のリーディングをしたのは初めてではありませんでしたが。

今まで、お子様のリーディングで「冥界」は出てこなかったので。最初ちょっと驚きました。

リーディング内容をTお父さんに送り。

ちょっと食べて。

またすぐに、T長女さんの手の写真を見て繋がり直しました。

 

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