まずは今回お会いする存在から感じる色です。
黑っぽい灰色 モヤモヤ
紫 神聖
赤 炎
黄色 菊
白 純粋な喜び
桃色 恋心
T長女さんに伝えたい事があるのはどなたですか？
日本
山に囲まれた村
着物を着てる時代
物凄く昔って訳じゃない
江戸時代かな？
女の子
14歳～15歳くらいに見えます
髪を結っていて
とても優しそうに笑う女の子
岐阜という言葉が浮かびます
近所の子供達が泥だらけになりながらお相撲ごっこみたいのをしてて
彼女は笑ってそれを見ている
子供達が大好きで
この村が大好きで
山が大好き
死ぬまでずっとこの村で暮らしたい
仲の良い隣人たちと、仲の良い山や動物や鳥たちと一緒に
それが彼女の願い
彼女はこの村で結婚してずっと暮らしたいと言っていたのに
なかなか結婚しなかった
両親が持ってくる縁談（そんなに数多くはなかったけど）は全部断ってしまった
両親は優しい人達で、無理強いはしなかった
彼女が誰にも言っていない願い
それは、ちゃんとした「恋」をして結婚する事だった
まだ1度も恋をしていない
誰も好きになった事が無い
こんなんでお嫁に行ってしまったら、もう恋をする機会は生涯失われてしまう
どうしても諦められなかった
彼女が心から求めていた「恋」は、16歳の秋に突然やってきた
旅の途中の2人組の男性が、しばらく村で休んでいく事になった
1人が足に怪我を負っていた
2人の旅人は、村長の長男の家に泊まる事になって
怪我をしていない方の男性は、村の仕事を手伝いたいと村長に申し出た
男手はいつでも必要だったし
畑が忙しい時期だったから、村人達は皆喜んだ
怪我をしていない旅人はとてもよく働いた
力が強く、一度に沢山の荷物を運ぶことが出来た
体力とは裏腹に性格はとても穏やかで
村人に話しかけられると、優しい瞳でニッコリと笑った
ある日、彼が彼女の家の畑を手伝う事になった
彼は色んな家の畑を回って手伝っていた
2人は最初に話した時に同じ歳だと分かり、そこから急速に仲良くなっていった
彼といると落ち着いた
でも彼といると落ち着かなかった
彼はすれ違う時なんかに、そっと彼女の肩に触れたりした
彼女はもっと彼に触れたいと思った
彼女は完全に、念願だった「恋」に落ちていた
両親もすぐにそれに気付いた
両親は彼に話をした
この村に留まって、娘と結婚してくれないだろうか？
彼の答えは「yes」だった
彼も彼女に恋をしていた
ただ、怪我を負った友達を無事に家に送り届けてからじゃないとダメだと言った
両親から話を聞いて、彼女は嬉しすぎて震えて泣いてしまった
こんな幸せな事があるだろうか？
初めての恋で、相手も自分を想ってくれているなんて！！
そしてその相手と結婚して、大好きなこの村で暮らしていけるなんて！！！
幸せすぎて熱出そう！！！！！
・・って思ってる（笑）
怪我を負った旅人の怪我が大分良くなると
彼は友を家まで送りに、旅立って行った
旅立つ前に彼は彼女に「必ず戻って来るから待っていて下さい」と言って
彼女を抱きしめた
彼女はボロボロに泣いたけど
でも彼は帰って来る、という確信が1000%くらいあったから
「大好きな人を待っている」というロマンチックな状況に酔ってる感じもあって
1日に何度も彼の事を考えてはボーーーっとする、という日々を過ごした
彼は、戻って来なかった
一体何があったのか分からないけど
とにかく、彼は戻って来なかった
彼女は待ち続けた
旅人2人が消えていった道を毎日見つめて
何年も、待ち続けた
3年経った頃にはすっかり違う人のようになっていた
とても痩せて
あの優しくて可愛い笑顔は見られなくなって
ひきつった笑顔だけがたまに出てきた
5年待った時
家に火事が出た
両親を逃がして、彼女も家から出よう
そう思った瞬間に、家は燃え崩れた
燃え上がる家が自分に崩れ落ちて来るのを見ながら
最後の瞬間に彼女が思ったのは
「こんなに辛い日々を、こんなに早く終える事が出来る。なんて幸運なんだろう」
だった
どうして今回、出て来られたんですか？T長女さんに何を伝えたかったんですか？
念願の「恋」だったのに。
「恋」さえ出来れば幸せになれる、という事じゃないのね。
冥界に居るんですか？
いいえ、私は冥界には落ちていません。自分で死んだわけではありませんからね。
？？？
えっと・・・今回出て来られた目的があんまりハッキリ分からないのですが・・・
やっとまた出会えたと。
とても嬉しいと。
伝えて下さい。
？
T長女さんに？
お父さんに
え！！！！
分かった！分かりました！！！
あの「怪我をしていない旅人」さんが、Tお父さん！！？？
そうです（ニッコリ）
そうなんですか～～～～～！！！( ；∀；)
あの時は、彼には彼の事情があって戻って来られなかった。
今ではそれが分かっています。
それにこうして今回、私がかつて自分で誓ってしまった「呪い」を解いてくれた。
彼は私を心から愛しているのです^^
そうなんですか・・・！
何かすごいですね・・・
だからT長女さんのリーディングが一番最初にやりたいと思ったんですね・・！！
Tお父さんからのご質問です。
1.今世で生まれた時の事、出産時の事で教えてもらえる事があれば教えてください。
生まれる事に迷いは全くありませんでしたが、少し苦労はしました。
その前の人生での傷をその時大分ふるい落としましたので^^
2.これからやった方がいい事、いけない事を教えてください。
心の思うままに。
とうとう、健康で、美しく、そして人を思いっきり愛せる。
そんな人生が始まったのです。
昔の事が蘇って、恐怖で足がすくんでも、怖がる必要はありません。
今度こそ大好きな人と結ばれて幸せに生きる、そんな人生をしっかりと選択してきたのですよ。
ありがとうございました！
すぐにTお父さんに伝えます！
ふおーーーーーー
ご家族のリーディングをすると、やっぱりどこかで繋がっている事が多いのですが。
こりゃまた・・・凄かった・・・(@_@;)
そしてTお父さんからの返信には、
「T長女は産まれた時に大変危険な状態で、1週間ほど抱くことも触れることも叶わなかった」
と、書かれていました。
その後T長女さんは無事元気になり、健康にスクスクと育っていたのですが。
最近になって目眩や吐き気を起こすことがあり、そしてTお父さんが『違和感』を受け取ったのもあって、今回のリーディングを受ける事になったそうです。
そして「リーディングを受ける」というアイディアは、T長男さんが家で観ていたテレビのミディアム特集がキッカケだそうです^^
家族のいろーんな小さい事柄や「感じ」によって、T長女さんの「起こりうる辛い恋」が回避されたのかもしれない。
そして。
「過酷な出産」には、「過去生の傷をふるい落す」という役割があるのかもしれない。