Aさんの3回リーディングをさせて頂きました。
Aさんは、私の練習リーディング記念すべき1人目🌟の方。
1度目のリーディングはとっても緊張しながらやったのを覚えています。
2度目の練習リーディングは、黄色い魔女さんでした。
《Aさん》だと味気ないので、私の中でとても印象に残ってて、丘イベントでもチラチラと姿を見せてくれる《黄色い魔女さん》、と呼ぶ事にしちゃいます!
この度、黄色い魔女さんの3回リーディングをさせて頂きまして。
未来の子とか黒鳥ライディーンとか天使界とか冥界とか、もう色々新しい事が目白押しで。
しかも天使界が出てきてからは私の中に「自分もこの世界に関係してるんじゃなかろうか」という予感がウズウズ。
最終リーディングが終わってすぐに「ブログに載せても良いでしょうか!?」って聞いちゃいました。
とにかくまずは今回の3回セット、第1回目のリーディング結果です。
まずは今回お会いする存在から感じる色です。
白:潔癖
白:清潔感
赤:情熱
黒:激しい怒り、恨み
みちのくひとり旅(?)
緑:木々
青、灰色:空
黄色い魔女さんに伝えたい事があるのはどなたですか?
狼
とても大きくて、立派なオスの狼
群れのボスとして、皆を守ってる
とても気高い雰囲気
特別感が漂ってる
イギリス(あれ?以前も確かイギリスだったような)
看護婦さん?みたいな女性
白い、看護師さんの服を着てる
そういう学校を卒業して
今は誰か・・・
田舎の開業医?みたいなお医者さんを手伝って働いてる
お医者さんはおじいさんで
彼女はとってもよく働く看護師さんで
まあでも、そんなにたくさん人が住んでる村じゃないみたい
のんびーりした、田舎の診療所っていう感じ
山に囲まれていて
診療所のすぐ近くには、川が流れてる
彼女は、山を愛していた
自然を愛していた
そして山から聞こえる狼達の声が、大好きだった
診療所はのどかで
誰も来ない日も、たくさんあって
だからお医者さんはあまり儲からなくて、ブツブツ文句を言ってたけど
決して悪い人じゃないみたいで
彼女は平和に暮らしながら
毎日診療所を掃除して
お医者さんに、お昼ご飯作ったり
お医者さんと一緒に、動けない患者さんの家を回ったりして、日々を過ごしてた
ある日の朝、彼女は気付いた
山から聞こえる狼達の遠吠えが、何かおかしい
いつもと違う
しかもこんな朝っぱらから遠吠えなんて、おかしい
ぞわぞわした
身体中が、なんだかぞわぞわする
「嫌な予感」ってこういうのなのかな?と彼女は思う
何かしなきゃいけない気がする
何かを、急いでしなくちゃいけない気がする
何をしなきゃいけないのか、さっぱり分からない
居ても立っても居られないような気持ちになって
彼女は診療所を飛び出した
とにかく、森の入り口まで走った
何をすれば良いのかは全然分からなかったけど
森の入り口に立って、どうして良いのか分からなくて
思わず彼女は、森に向かって大声で叫んだ
「どうしたのー!?何かあったの?私に出来る事ある?」
叫び終わって数秒置いて、森の中の茂みがガサガサっと音を立てた
狼がいた
メスだ
と、彼女は思った
なぜか分からないけど確信した
「どうしたの?何があったの?」
彼女はメス狼に向かって、聞いてみた
メス狼はじっと黙って座ったまま、彼女を見つめている
彼女の頭に、ある光景が浮かんだ
お医者さんと彼女が、病人の家へ通うシーン
先生の診療道具バッグを、彼女が両手で抱えて
2人で村の道を歩いているシーン
「先生を連れてきてほしいの?誰かが怪我か病気したの?」
メス狼は何も言わない
でも尻尾が一度、持ち上がった
「待ってて。今、先生を連れてくるから」
彼女は走って診療所まで戻った
気持ちが高揚しまくっていた
胸がドキドキした
助けたい
誰なのか分からないけど、あのメス狼が助けたがっている誰かを、助けたい
診療所に戻るとお医者さんに
「先生!急患です!早く!」
と言って、診療道具バッグを抱え、また外に出た
老人の先生を励ましながら、やっとこさ森の入り口へ戻ると
メス狼は、まだそこにいた
「行きましょう」
彼女がメス狼に声をかけると、お医者さんは驚いてひっくり返ったけど
じっと見つめてくるメス狼の目を見ていると、とても必死なのが伝わって来て
お医者さんも、森に入る覚悟を決めた
メス狼が先に立って歩き、後ろを2人でついて行く
お医者さんはすぐに疲れてしまって、何度も休憩が必要だった
メス狼はちゃんと、湧き水のある場所なんかを選んで休憩してくれた
お医者さんは最初はメス狼がやっぱり怖くて、ビクビクしてたけど
一緒に山を歩いている間に、だんだんどうでもよくなってきて
疲れてどうしようもない、と思った時にすぐ横にメス狼が来たから
ついつい、背中に手を置いて
そのままだんだんと体重を乗せていって
最後にはメス狼の首に手を回して完全に寄りかかってつかまって、引っぱってもらって歩いていた
なんと、目的地には1日では辿り着けなかった
途中で夜になり、野宿して、朝にまた出発した
メス狼が、食料を調達してくれて
火を起こして焼いて食べた
5日も歩いて
お医者さんはもうヘトヘトで、限界、という時
やっと辿り着いた洞窟
洞窟の入り口には、何匹も狼がいて彼らを凝視してたけど
2人はこの5日間で完全に狼に慣れてしまって
そして何より、疲れ果てていて
もうどうにでもなれ、という気持ちだった
メス狼の先導で、洞窟の中へ入って行った
周囲にいた狼達は皆こっちを見ていたけど、誰も唸ったり襲ったりして来なかった
洞窟の一番奥に、その狼はいた
(そんなに深い洞窟ではないです)
一目で「特別な狼だ」と、分かった
体は横たえていたけど、頭を上げてこっちをまっすぐに見ていた
【気高い】という言葉がぴったりだ、と医者は思った
彼女は全身、謎の鳥肌が止まらなかった
そのオス狼は、やはり具合が悪いみたいだった
頭を起こしているのも、気合いで頑張っているのかもしれない
口を開いて、ハアハアと息をしていた
「近づいても良い?」
彼女が聞いた
オス狼のしっぽが、一度だけ上がって、また落りた
彼女は近付いた
オス狼の目の前に、跪いた
オス狼が一瞬ホッとしたような目をしてから、頭を横たえた
彼女はサッとオス狼の体全体を目で確認した
悪い箇所は、すぐに分かった
体の右側に、穴が空いていて
血が流れ出ていた
人間に撃たれた跡だった
「先生。撃たれてます」
彼女は怒りをどうにか沈め、なるべく冷静を保ちながら言った
医者が駆け寄る
傷を見て、一瞬青ざめる
「さわるぞ」
そう言って、彼女と血を拭い、止血を試みる
銃弾が、体の中に残っていた
手術をしなければならなかった
幸い彼ら2人は、今まで村の診療所で、たった2人だけで全ての患者を診ていた
あらゆる種類の治療を、自分達だけでやってのけていた
お医者さんは、そんな暮らしを何十年も続けたベテランだった
不思議な手術だった
先生が当たり前のように
「もっと明るくしたい。火を焚くから、木を集めて来てくれ」
と言えば、黙って狼達は木を集めに行った
先生が「水をくれ」と言って入れ物を差し出せば、近くの狼が受け取り、水を入れに外に出て行った
手術は無事に終わり、その後も2人は数日間そこに残り、オス狼の術後の世話をした
オス狼の回復は、とても早かった
オス狼がどんどん元気を取り戻し、まだ動けないけど食欲も旺盛になり、目に生気が戻ったのを確認して
2人は、診療所に戻る事にした
最後の夜
洞窟の入り口の前で焚き火をしながら
彼女は1人で星を見ていた
お医者さんは、オス狼の傷の様子を診ていた
メス狼が、彼女のところにやってきた
メス狼は彼女の後ろ1メートルくらいの場所に座って、彼女を見つめた
彼女もメス狼の目を、じっと見つめてみた
色々なイメージと共に、メス狼の「意識」みたいなものも、伝わって来た
「あのオス狼は、特別な狼
狼達を統率しているだけじゃない
森全体のバランスを、常に整えてる
森の木々や植物
森の水
森の虫達
森の小動物
森の大きな動物
全てのバランスが整っているかを、常にチェックして
バランスが崩れている箇所があれば、修正している
森にとって、とても大切な狼
この周辺の土地全てにとって、大切な狼
そういう狼が、各地にいるのです
そういう特別な狼を殺してしまうと、森のバランスは一気に崩れてしまう
いつもなら仲間が死にかけていても、こんな風に人間に助けてもらうような事は決してないけれど
今この土地にとって、あのオス狼を失う事は、とても危険な事だったのです
来てくれて、助けてくれて、ありがとう」
彼女の目から、涙が溢れた
止まらなかった
悔しかった
人間は何も知らずに、全てを破壊しようとする
その人間と、自分が同じ人間だという事が
とても悔しかった
お名前は?
Eva
今回どうして出て来られたんですか?黄色い魔女さんに何を伝えたかったんですか?
恨みを持っても、何も変わらない。
そのやり方では、何も好転しない。
それを知って欲しい。
地球をいじめている人間を恨み、怒るのではなく。
「いじめない人間」を、じわじわと増やせば良い。
初めは「焼け石に水」だとしても、だんだんと人数が増えればいつか「焼け石に川」「焼け石に海」になるから。
ネガティブな面に焦点を合わせて怒り、恨むのではなく。
ポジティブな面に焦点を合わせて、そこを広げる。
そんなやり方に、そろそろ変えて行きましょう。
なるほどー。
それ今の私にも、とても大切なメッセージになりました。
ありがとうございます!
焼け石に川!焼け石に海!を目指します!!
🔻シャスタの秋のエナジーです🍁