ルアンさんのリーディング3回セット、最終リーディングをさせて頂きました。
まずは今回お会いする存在から感じる色です。
青:海
青:空
白:雲
海に伸びる長い道
港には沢山の船
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ルアンさんに伝えたい事があるのはどなたですか?
青い海
青い空
白い雲
港があり、沢山の船が行きかい
カモメが飛び回る
典型的な『ヨーロッパの海辺の町』の景色
1800年代かな?
この町を、心から愛する少女
この町で生まれ、この町で育ち
両親もここで生まれ育った
この町しか知らない少女
髪はとても濃い色・・・すごく濃い茶色で
物凄く真っすぐで、サラサラで
『髪がきれいな少女』として知られていた
彼女はこの海辺の町が大好きで
この町に住む家族も近所の人たちも、みんな大好きだった
海の男たちは逞しくて、頼りがいがあって、お酒を飲むと陽気になって楽しかった
海の女たちは男たちが居ない間の家を守る為、海の男と同じくらい逞しくて、そして皆で子供達を大切にしてくれた
彼女はこの町にいると、どこに居ても常に守られている感じがした
家では家族に守られ
外では町の人々に見守られて
物凄く安心した、心の安定した子供時代を過ごした
ーーー
彼女が14歳の時
戦いが始まった
彼女の兄も幼馴染たちも、若い男は皆戦争に出かけて行った
自分の周りでいつも自分を見守っていてくれた、大好きな兄たちや友人たちが、どんどん町からいなくなり
帰って来たり、帰って来なかったりして
残念な知らせが届くたびに町じゅうが泣いて
海辺の町が、どんどん暗く沈んだ雰囲気に飲み込まれていった
空は変わらず青いのに
カモメはいつもと変わらず、飛んでいるのに
どうしてみんな、戦うんだろう?
彼女には分からない
何か大切な物を、守る為だとしても
その為に人を沢山殺さなきゃいけないと言うのならば
自分なら、自分の命を絶ちたい
他人を殺め、自分だけ幸せに生きていきたくはない
だからと言って敵に降参して、家族や大切な人達がひどい目に合うのを見たくはない
もしも自分が男だったら
この町の男たちのように、町を守る為に戦いに出る事は無いと思う
人を傷つけ殺めるなんて、やっぱりどう考えても自分には出来ない
ーーー
ある夜
とうとう、町まで敵が襲ってきた
離れた場所で大きな戦いが起きている真っ最中で
町の男たちほとんどがそっちに出かけている隙をついて
夜中に襲ってきた
町の至る所から火が上がり
どこがどうなっているか全く分からず
地獄のような場所に変わってしまった町の中を、彼女は歩いていた
小さな弟や妹を連れて逃げた親とははぐれてしまい
年老いた祖母を連れて、炎の町から逃げ出そうと、祖母の手を引いて歩いていた
とにかく熱くて
冷たい水を求めて、海へ向かって歩いた
敵は、最初からそれが狙いだった
町中に火をつけて、人々をあぶり出し
海へ誘い出す作戦だった
海へ続く1本道・・崖の横の道
その道を崖に沿って下って行けば、浜辺に出れる
その道の入り口で、敵は張っていた
すでに沢山の町の人々が、敵に捕まっていた
後ろに戻るわけにはいかない
町の火はどんどん大きくなっている
彼女とおばあさんは、すぐに数人の敵に囲まれた
ここまでだ、と彼女は思った
早く、ひと思いに殺してほしい
敵の男たちは、ニヤニヤしながら彼女を見ていた
彼女を恐怖心が襲った
ニヤニヤしている敵の後方に、捕まっている町の人達がまとめられていた
夜で暗くて、彼女は目を凝らした
皆、殺されていない
一ヶ所にまとめられ、大人しくさせられている
・・・どこかに連れて行くつもりかしら?
どこに?何のために?
彼女を、さらに大きな恐怖心が襲った
ここで殺してはもらえないのかもしれない
敵の陣地の何処かに連れて行かれ、死んだ方がましなくらい酷い扱いを受けるのかもしれない
目の前の敵の男は、相変わらず彼女を見下ろしてニヤニヤ笑っている
その男が突然手を伸ばして、彼女の髪の毛を掴んだ
「キャッ!」と叫んだ彼女は、恐怖で気絶寸前
勝手に涙がボロボロ出て、足ががくがく震えて、頭が真っ白になった
「やめておくれ」とオロオロするおばあさん
彼女の髪を掴んだ敵の男が、ニヤつきながら言った
「へえ、きれいな髪だな!きれいな髪は好きだ。お前俺に忠誠を誓えば、俺の物として申請してやる。
他の者たちのように酷い目に合わずに済むぞ。どうだ?」
髪を掴まれ、顔のすぐ近くでそう言われ
もう彼女には何が何だか分からなかった
ただ「やめて・・おねがい・・」と言いながら、ぼろっぼろに泣いていた
続けて男が言った
「お前、ここでこのばあさんを殺せ。それが出来たら、俺の物にして優しく扱ってやる。
出来ないならばあさんを連れて、さっさとあっちのお仲間たちの所に行きな」
崖のすぐ向こう側にある、海の音や
後ろから聞こえる、町が燃える音
周囲の木々の葉っぱが風に揺れる音
色んな音が、全て消えた
パニックだったはずなのに
何も分からず怯えて、泣いていたはずなのに
急に全ての音が消えて、怖いくらいに頭がスッキリした
「おばあさんを殺せば、この人に優しく扱ってもらえる。
おばあさんを殺せなければ、町の人達と同じように、、多分酷い目に合う」
それだけがとてもハッキリと、くっきりと頭の中に残った
彼女は驚いて、目を見開いて、男の顔を見た
男は相変わらずニヤついたまま、彼女の髪から手を離した
彼女が何か言う前に、それ以上何も考えられる前に、おばあさんが言った
「やりなさい。私を殺しなさい」
彼女は全身をビクッと振るわせて、それからガタガタと全身震わせながら、ゆっくりとおばあさんの方を振り返った
不思議と、涙は止まっていた
彼女が震えながら見たおばあさんは、笑顔だった
とても優しい・・昔と全く変わらない、いつも彼女を見守ってくれていた優しい暖かい、しわくちゃの笑顔
おばあさんは笑顔で繰り返した
「私を殺しなさい。今すぐ。どうせ明日死んでもおかしくない歳だよ」
彼女の目から、また涙が溢れた
さっきとは違う涙
男が彼女に、ナイフを渡した
彼女は震える手でナイフを受け取り
ボロボロに泣きながらも、歯を食いしばり
力いっぱいナイフを握りしめて
目を閉じて
おばあさんを刺した
すぐに敵の一人がさらに大きな剣みたいなので、おばあさんの命を完全に断った
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お名前は?
・・よーり?ゆーり?そんな感じに聞こえます・・・
とりあえずユーリさんと呼びます
ユーリさん、この後どうなったんですか?
「苦しみました。とても苦しみました。
私は敵側の地に渡った後、他の人達よりも、マシな生活を送る事が出来たんです。
祖母を刺した事で手に入れた、町の他の人々よりも少しだけ良い生活。
耐えられませんでした。
自分のした事に、耐えられませんでした。
人は自分の大切な者を守る為だからと言って、どうして他人を傷つけられるんだろう?
ずっとそう思っていたんです。
なのに自分は、、『大切な者』のためではなく『自分自身を守る為』に、大切な者を傷つけてしまった。
戦に出て他人を殺すよりも、さらに悪い。自分は超極悪人間だと感じました。
自分の中にそんな残忍な、自分の事しか考えられない一面があった事に、おおいに傷付きました。
その生活に耐えられず、物を食べられなくなり身体は弱り、流行り病にかかり、しばらく苦しんでから死にました。
死んだ時には、本当にホッとした。
心の底からホッとしました。
自分の中の残忍さを思いっきり知り、味わってしまった後では、生きているのは辛すぎたの」
なるほど・・・
今回ルアンさんに何を伝えたかったんですか?
「残忍さは、他人だけが持つものじゃないわ。
必ず自分も持っている。
もしかしたら他人の残忍さよりも、さらに酷いのが隠れているかもしれない。
そんな恐怖心があるから、見ようとしない。
他人の残忍さから、目をそらしてしまう。なるべく見たくない、と思ってしまう。
目をそらす原因の根っこは、自分自身にあるのに。
自分の残忍な部分を見たくないから、他人の残忍さが気になる。そして気になるけど、目をそらすの。
残忍さから目をそらすんじゃなくて。
残忍さを、消そうとするのでもなくて。
残忍さを、エナジーに変える事が出来るのよ。
しかもとても強いエナジーに変える事が出来るの。
そのためには、まずは自分の中に潜む残忍さの種類を、しっかりと見極める事が大切。
目をそらさないで。」
なるほど!
伝えます!
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ご本人からの質問です。誰が答えてくれますか?
あ、ルアンさんのミカエル
ミカエル、質問回答お願いします!
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・【月の楽園】について教えて下さい。
…その月は、地球の並行次元の一つの月?
それとも、今の地球の未来世の一つ?
もしくは全然別の惑星の月なのでしょうか?
だとしたらどの惑星ですか?
「あなた達がいつも見ている月だよ。だが次元は違う」
ーーー
・1回目のリーディングで出てきた4歳のルシアは、もう、ちゃんと癒せて、統合出来ましたか?
過去世のその先は書き換わります(ました)か?
「とても元気にしている。癒され、統合した。
過去生の心配をするよりも、ルシアが戻った自分の今と未来に、焦点を当てなさい。
あなたは心配し、気にしすぎる。全ては恐怖心から来る心配だと知らなければならない。」
ーーー
・卑弥呼さまと私は、どんな関係がありますか?
過去世で実際に関わりがありましたか?
それとも単に見えないガイドとして…でしょうか?
「あなたは【過去生で卑弥呼と実際に関りがあった者】の、血を引いている。」
ーーー
・卑弥呼さまは、これまでも今生で私をサポートして下さっていたのですか?
それとも今回からサポートがスタートしたのでしょうか?
「今までもずっとサポートしているよ。ちなみに私もだ」(出た!自分アピール!w)
ーーー
・今後は、どのような役割で私をサポートして下さいますか?
「教えない。
それも『気にしすぎ』『心配しすぎ』のひとつだ。
どんな役割で自分をサポートしているか、を知ってどうする?
困った事態が訪れた時に『こういう時に助ける役割なはずなのに』と文句を言うのか?
それとも何かする前に、これはサポートが入るはずだから・・と期待して予定を立てるのか?
『見守られてるんだから安心して前に進もう』と、もっと楽天的に前に進めるようになる必要がある。
そしてそういう気持ちの時の方が、我々のサインに気付きやすくなる。サポートを受けやすくなる。
気にしすぎるのは恐怖心があるからだ。」
ーーー
・2回目のリーディングで出てきたバドックさん…
あれは、どの時代の、どの国(地域)の民族で、侵略してきたのはどの国だったのでしょうか?
「暖かい土地。ジャングル。優しい人々。昔から変わらない暮らし」
(今で言うと、場所の名前は?)
「ジャカルタ」
(インドネシアか!)
(時代と敵は教えてくれないみたいだけど・・・私は16世紀か17世紀くらいと感じます)
ーーー
・私はバドックさんをちゃんと癒せて、統合出来ましたか?
「こちらはまだまだだ。あなた自身が自分の本当の傷を見ようとしていない。
今回のリーディング内容を受け、さらに自分の内部をしっかり見つめてみる事だ」
ーーー
・惑星を崩壊させるほどの全面戦争を回避した、ある宇宙存在から
「地球人も、ハートを進化させるコツをつかめば…」
言われた…という、ある方のブログ記事を読んで。
…そのコツとは、何でしょうか?
「カンニングさせるわけにはいかないな(^^)
色々な情報を読むのは良いが、それぞれの記事から『信用できる部分』を自分の直感で取り出し、集めなければならない。
そして集めた情報を自分なりにまとめて、そこからさらに予想したりもして、【自分の考え】を作り上げていくんだ。
それはいわば、この世界でのみ出来る醍醐味のひとつ、のような事だよ。
全てが繋がっている世界では、そんな事をする必要はないからね。
繋がりが絶たれている世界だからこそ、溢れる様々な情報の中から、自分の直感が正しいと伝える物だけをピックアップする事が必要になる。
答えを聞いたら、楽しみは無くなってしまう。
学びも無くなってしまう。直観力も育たない。」
ーーー
・これまでに3回だけ(2年前に2回と、先日1回)「声」らしきものが聴こえたような体験をしたのですが、あれは誰だったのでしょうか?
「今のメインは私だが、他にも様々な守護やアニマルやハイヤーセルフ、インナーセルフ、、、
沢山の存在が、しょっちゅう話しかけているよ(^^)
どんなきっかけで声が聞こえると思う?
未来に対する恐怖心が薄れた時だよ」
ーーー
・私が次に行う仕事について…
母親たちへの何かしらのサポート事業以外に(一つか二つ?)何か並行して行う事はありますか?
それはどんな内容で、いつから始められますか?
「教えない。
『どんな内容で、いつから』なんて聞いてどうするんだ?
言われたらその通りに進むつもりか?
そして上手くいかなかったら『こうしろって言ったのに』と文句を言うのか?
そんな人生に何の意味がある?」
ーーー
・そのために、私が今後、していくべき事はありますか?
「自分の中身の、今までは目をそらしていた深い部分までしっかり見て、恐怖心を探り、手放す事。
特に『未来への恐怖心』だ」
ーーーーーー
「戦争や、自然や、地球について。心配する気持ちは分かる。あなたの優しい気持ちが押しつぶされそうになっているのも分かっている。
だが不安になっている人が多ければ多いほど、不安な未来への流れが出来やすくなってしまう。
不安な事柄を気にする前に、まずは自分の中の不安と向き合おう。
大丈夫だ。私がついているよ。」
ミカエル、ありがとうございました!
そしてルアンさんからのご感想です。
最終リーディング…
これまたとても長く重たい内容を…
今回もアリアンさんには大変お世話になり、ありがとうございました。
むさぼるように読み切りました。
…感情が動きを観察することすらなく…
一つひとつ、納得することばかりで。
実は、前回バドックさんのリーディングの時から自分で気付いていて。
バドックさんは
「人の残忍さは、なくならないのではないか?」
…と恐れ、人に対する“心の壁”をブ厚くしてしまい(それは三次元の私も同様)孤立していた。
が、それは同時に
「自分の中の残忍さも、なくならなかったらどうしよう?」
…という恐れになっていて。
そことどう向き合い、取り扱っていけばいいのか?…宙ぶらりんのままな残尿感があったのは、正直否めませんでした。
それを、これでもか!とミカエルに指摘され…
前回は無言でヴィジュアルアピールするだけしといて、今回は「恐れ」と「不安」を100回くらい(笑)…あれほど饒舌に…!!
夏休みの宿題を横目でチラ見しながら遊んでいて、新学期に入って宿題倍返し!!
…的な気分ですw。はい。
読みながら…ユーリさんのおばあさんに同調する自分もいて。
「孫娘のエビちゃん(と今回から命名w)がその状況になっても、私は全く同じ事をする!!」
と。
けど、罪悪感で命を削ったその後の孫娘を想うと、それが本当に最善最良な道だったのか…?
では、どうすればよかったのか…?
甚だ疑問は残ります。
実は私、三次元で、REFSI付与会参加のみならず、いろんな事が起こっておりまして。
(個人情報中略)
「人に頼らず、自分の感覚を信じて、自分を楽しむ!!」
ところにやっと立てたのです。
これまたリーディングでミカエルに言われた…
「恐れや不安に支配されず、先の心配をせずに、自分を信じ、委ねる」
それをリアルに、今ココで実践せいっ!!
…と突き付けられた感満載w。
ってか、自分で引き寄せたんですけどね、その状況w。
兎にも角にも。
これが最終面談?
…卒業検定?
…免許皆伝?
…だといーなー!!(笑)
今度こそ。有言実行で!!w
「残忍さをエナジーに変えられる」、初耳で驚きました。
自分の中の「残虐さ」も、ちょっと探ってみようかな・・・と考えさせられるリーディングでした。
そしてどうやらルアンさんの人生は、忙しく動き始めたようです(^^)
不安や恐怖心から目をそらさずにしっかり見つめて、理解して、手放して。
ルアンさんが本来持つ能力を思いっきり発揮できる日を楽しみにしてます!(*^^*)
ルアンさん、この度は3回リーディングをさせて頂き。
また最初から「どんな内容であれ、ブログにアップして頂いて構いません」と仰って頂き。
本当にありがとうございました!!