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事務局JUNKOさんの過去生リーディング


まずは今回お会いする存在から感じる色です。

紫 聖域

緑 野原

黄色 希望

オレンジ 優しさ

虹色 仲間

JUNKOさんに伝えたい事があるのはどなたですか?

真っ白な服

とても長くて、上はフードまで付いてて

フードを深くかぶっている女の人

下を向いて歩いてる

白い同じ服を着た人達がたくさん居る

2人づつ並んで列を組んで、ゆっくりと歩いてる

夜の道

真っ暗な道

アスファルトじゃなくて、土

横は暗くて見えないけど、どうやら森とか草むらみたい

どこか・・とても田舎の村の、そのまた外れの誰も住んでいないような地域

ヨーロッパみたい

何かの宗教?と思ったけど、どうやらその土地のお葬式らしい

村人皆で白い衣装を着て、夜の道を死者と共に歩く

村はずれにある丘の上まで死者の体を運んで

丘のてっぺんに死者を横たえ

皆で一緒に夜を明かす

丘まで歩いている時は全員下を向いて暗ーい雰囲気だったのに

丘の上に着いたら、お酒飲んだり食事したりし始めて

案外パーティーなノリ

皆、笑って楽しんでる

彼女はその村に一人で住んでて

両親はとっくに亡くなってて

12歳から一人で住んでて

とても美しい女性だった

小さな村には不釣り合いなくらい

とび抜けた美人だった

彼女にとって、「美人」だという事は邪魔でしかなかった

人々は皆自分の顔しか見ていないように感じた

特に男達は、自分の中身なんてどうでもいいんじゃないだろうか?

私がどんなに失礼な態度を取っても嬉しそうにヘラヘラしている

あの人達はもし私と結婚して、私が歳を取って綺麗じゃなくなったらどうするつもりなんだろう?

彼女には好きな人が居た

小さな村ですら『不細工』の部類に入る男性だった

彼女とは歳が同じだったので、小さい頃からずっと学校で同じクラスだった

彼は小さい頃からあまり喋らなかった

本を読んだり、木を眺めたりしていた

ワイワイ騒ぐタイプの男の子達の輪には入れないみたいだったし

女の子はもっと苦手みたいだった

12歳の時、彼女の両親が事故で亡くなった時

彼女は一人で生きていく決心をして

両親のお葬式で泣いたのを最後に、以来一度も涙を流さなかった

両親が死んで2ヶ月ほど経った頃

彼女は大人の様に家の全てを切り盛りしようと必死で

まだ12歳なのに、甘える場所がなくて

甘えられる誰かを探す時間すらなくて

ある日、久しぶりに学校に行こうとしていて

急に心臓がバクバクしてきて

身体中から汗が噴き出して

目がチカチカして

ああ、私も死ぬのかな、と思いながら、その場にしゃがみ込んだ

そこは学校へ行く道で

両脇を木で囲まれた、森の中の道で

叫んで助けを呼んだって誰にも聞こえるわけがなくて

しかももう、叫ぶ事すら無理そう

吐き気と共に、目の前が真っ白になっていって

誰かが左手を握ってくれた感じがして

彼女は気を失った

目が覚めるとまだ森の中に居て

でも倒れた場所とはちょっと違っていて

多分、あの倒れた場所からそう遠くない、小さな湖のわき

そこの草の上に寝かされていたみたいで

目を開けて、ゆっくり上半身を起こすと

あの大人しいクラスメートの彼が、湖の水を何かにくんでいるのが見えた

「大丈夫?」

と彼に聞かれたので、大丈夫かどうか自分をチェックしてみた

もうフラフラしないしバクバクしないし、大丈夫そう

「大丈夫」と答えた

「色々、大変だったね」

と彼が言ったのでビックリした

そんな風に話をする人だとは知らなかった

「無理のしすぎは良くないよ」

と言って優しく微笑みながら水を渡してくれたので、さらにビックリした

「僕が手伝ってあげる」

・・・・( ゚д゚)ポカーン

もう何が何だかさっぱり分からなくなってしまった

この人は何を言ってるんだろう?

一体何を手伝うって言うんだろう?

彼女がただただ驚いて草の上に座ったまま口を開けて彼を見ていると

「元気になったら学校においで(ニコッ)」と言って彼は行ってしまった

・・・何だったんだ?

手伝う?何を?

よく分かんないけど、多分ただ言っただけだよね?

そんな事を考えながら学校に戻り

学校で特に彼と話をするわけでもなく

てか彼は彼女の方をチラリとも見ず

その日は村で少し買い物をしてから家に帰ったら

家の前に彼が立っていた

「手伝うよ」

と、真顔で言われた

何が何だか分からないまま、まあ今日の朝は助けてもらったし、と彼を家に招き入れ

とりあえず話しましょう、と言ってみた

家に入ると彼は「いつもこれから何するの?」と聞いてきた

家畜達の世話だと伝えると、「見てるからやって」と言われた

そうやって彼は彼女がする事を全て見て、夕食を一緒に食べて帰って行った

次の日彼女は学校へ行かなかった

学校へはたまにしか行けなくなっていた

学校が終わる時間になると、彼は家にやってきた

そしてまた彼女がする事を全てそばでじっと見た

彼は毎日家にやってきて

段々と家の仕事を覚えて

仕事に参加するようになっていった

家畜の世話をしたり

畑の世話をしたり

買い物に行ったり

料理をしたり

掃除をしたり

家を修理したり

何でもやった

徐々に2人の中で仕事は分担され

彼女は楽になっただけじゃなく、何だかまるで「パートナー」を得たような気持だった

何も一人でやらなくて良くなった

全て彼に相談して、一緒に出来た

結婚ってもしかしてこんな感じかもしれない

12歳の彼女はそんな事を思った

彼女から見て、彼は彼女の外見を全く気にしていない様に思えた

彼女の事を見ようとしなかったから

月日が過ぎると彼は徐々に口数が増えていって

2人で居ると冗談なんかも言うようになったけど

彼はいつも、彼女と話す時には彼女の顔を直視しない様にしていた

彼女にとって、信頼できる男性は彼だけとなった

村人達から見てもそれは明らかだった

誰もが2人は結婚するだろうと思った

彼の両親も思ったし、彼女もそう思っていた

でも彼は結婚を申し込んではくれなかった

待っても待っても申し込んでくれなかった

毎日家に来てくれるけど

毎晩帰って行く

2人とも、結婚しておかしくない年齢になっていた

彼女はイラつき始めていた

彼だって彼女の気持ちは分かっているはずなのに

どうして申し込んでくれないんだろう?

もしかして、他に好きな人がいるのかしら?

それなのに私の家に何年も通っているなら、頭おかしいんじゃないの?

その日彼は全然喋らなかった

でも彼女もイラついていたから喋らなかった

2人とも黙々と仕事をこなし

夜になって仕事が終わると、彼は夕食を食べずにさっと帰って行ってしまった

ムカついた

ものすごーーーく、ムカついた

別に助けてって頼んで来てもらってるわけじゃないし!

あんな風に、義務っぽく仕事だけして帰るなんてどういう事!?

嫌なら来なきゃいいじゃん!!!

腹が立っていた

次の日、彼は現れなかった

いつもは自分の仕事が終わる午後には来るのに

さらにムカついた

絶対こっちから連絡なんてしない、と誓った

3日経って

5日経って

1週間経った時、何かおかしいかもしれないとやっと気付いた

夕方、彼の家まで走って行ってみた

彼女が彼の家のドアをノックしたのはちょうど、彼が病気で亡くなった直後だった

彼女は彼のお葬式に出て

白い衣装を着て、丘の上まで皆と歩いた

誰かが死んだ時、最後の夜に丘の上で、皆で楽しく死者について語りながらどんちゃん騒ぎする決まりになっていた

誰もが「彼は彼女にぞっこんだった」と言った

「好きすぎて目を見て話せないと言っていた」と誰かが言った

「目を見ないと結婚を申し込めないのに、恥ずかしくていつまでたっても目を見れなかったらしい」と誰かが酔っぱらいながら言って笑った

彼女にはちゃんと分かっていた

彼が自分にぞっこんだったのも

彼が死んだのは自分のせいじゃない事も

誰にもどうする事も出来ない事だったっていうのも

でも、それでも

やっぱり最後には、笑った自分を見てほしかった

最後に見せた自分が、あんなに機嫌の悪い自分だった事が

死にたいくらい悔やまれた

(あれ?私が何故か号泣・・・・リーディング中に泣いたのはじめて)

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お名前は?

「マリー」

どうして今回出て来られたんですか?

に何を伝えたかったんですか?

「今度は私が、あの人のそばで手伝いたい。支えたい。そして一緒に成長していきたい」

あの彼は、今世でそばに居るんですか?

「もう薄々分かっているでしょう。あなたがあの時の彼だったって事」

最後の最後を見た後に、分かりました。感情入りまくりました。

彼が死んだ時に彼女が

『やっぱり最後には、笑った自分を見てほしかった』

と考えた、のを見た時。

自分の中で誰かが「あの時そんな風に思っていてくれたなんて」と感動して泣き始めたのが分かりました。

『彼』は『自分』なんだと実感しました。

しばらく涙が止まりませんでした。

そしてあの彼は、自分のナティア系の過去生だってのも何となく今は伝わってきています。

けっこう複雑な家庭環境・・家から出たかった。

家族から離れられ、彼女といつも一緒に居られたあの日々は最高に幸せだった・・・。

という訳で、日本で事務を手伝ってくれているJUNKOさんと私は、どうやらいつかの過去生でラブラブだったのに結婚しないまま、男性(私)が早死にしちゃった、という関係です(*´▽`*)

 


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