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黄色い魔女さんリーディング②・未来の息子


まずは今回お会いする存在から感じる色です。

黒:闇

赤とピンク:お花畑

白:純粋、純潔

赤:情熱、激しい愛

黒:闇

黒:闇

黒:闇

ちょっと待ってー!

闇は分かったから!!

今まで左手を見てたけど、右手行こう・・・

茶色:木、木目

紡ぐ

 

黄色い魔女さんに伝えたい事があるのはどなたですか?

暗い闇の世界を

飛んでいる、1匹の真っ黒いドラゴン

何も見えない

墨汁くらいの闇

どろどろする

ぬめぬめ絡みついてくる

これは・・・冥界のかなーーり深い場所、っていう感じの闇

一体どこなんだろう

ぬめぬめした墨汁みたいな闇の世界を

まっすぐにどこかを目指して飛んでいる、冥界の黒いドラゴン

この子は・・もう生まれ変わってる

光と闇を知るドラゴンに生まれ変わってる

どこかに向かおうとしてる

闇が身体中にまとわりついて、邪魔してくるから

前に進むのにかなりエナジーを使う

それでも真剣な、きれいな緑の目をして

ただひたすら、1つの方向を見て

突き進んで行く

「待っている人がいるんだ」

黒いドラゴンが伝えてくる

「待っている人がいるんだよ。

でももうすぐ、前に進めなくなるかもしれない」

そうなの?

「一緒に行ってくれないか?ここで待ってる」

え?

今?

これって現在の出来事を見てんの?

そこどこ?

冥界なのは分かるけど

見た事ない墨汁エリア・・・

「カラスが知ってる」

・・・通信途切れた。。。

名前も聞けなかった。。

行くか!

グラウンディングして上を向くと

「行くぞ」っていうライディーンの声が聞こえたのと同時に

目の前にバサッって

大きな黒い鳥の翼

でかっ!

前が見えないよ!

なんじゃこりゃ?

ちょっと離れてやっと見えたのは

巨大な白鳥!?

いや黒鳥!?

でっかーーい黒い、白鳥みたいな形の鳥!!(◎_◎;)

ライディーン、なんで黒鳥ーー!?

ちょっと今回こそは説明してよ!

なんで狼から馬に変わって、今度は黒鳥になったの??

なんで変わるの!!!???

「俺は冥界時代から、そうだっただろ。

一つの形でずっと居たわけじゃない。

そういう存在だ」

そうだっけ・・・?

「お前は何も覚えてないな。

とにかく今日はこの姿の方が、都合が良いんだ。

そんな事はどうでも良い。

今日は時間がない。行くぞ。」

巨大黒鳥ライディーンに乗って冥界へ飛ぶ

カラスの鶴と亀も一緒

冥界について

カラス達に案内されて

冥界の街の中央あたりにある横穴に入る

洞窟を長い間飛んで

たまに曲がって

またずっと飛んで

だんだん闇が濃くなってきて

どんどん濃くなってきて

と思ったら、入ってた

墨汁みたいな闇のエリア

すんごい絡みつく闇

私の体には触れないけど

口から入ってくる

下の体が咳き込み始める

ライディーンは黒鳥姿だから

墨汁の沼みたいな中を

足の水かきを使って、スイスイ前に泳いで進んで行く

顔はキツそう

やっぱりライディーンも、闇が少しづつ口から入ってきてるんだ

あ、カラスは?

と思ってライディーンに聞いたら

「ここに入るギリギリのところで待ってる。

あいつらはここには入れない。

方向は聞いた。

あとは真っ直ぐ行くだけだ」

って言われた

しばらくまっすーーぐ泳いで

あ、見えてきた

あの黒ドラゴン

あら実際見たら、体が随分ずんぐりむっくりタイプ

ネッシーみたいというか

ピー助みたいというか(映画ドラ●もんより)

水に住む恐竜みたいな形

さっきは首から上しか見てなかったのか

あーでも、この形のドラゴンだから、ここまで泳いで来られたのかもしれない

黒ドラゴン、すっかり疲れ切って気を失ってるみたい

墨汁の世界に横たわって目をつぶってる

「一旦こいつを連れて戻るか」

ってライディーンが言うと、黒ドラゴンが急に目を開けた

「戻らない」

って言い始めた

「連れて行ってくれ。俺は戻らない」

って真剣な顔で私たちを見る

体も起こせないのに

長い首だけ起こして

ライディーンがため息ついて諦めたように

「お前、手から白い粉出せただろ?あれこいつに付けてみろ」

って言うから、出してみた

ギューや天使達の感じを思い出して

手に白い、光の粉を出す

「それをこいつにつけろ」

黒ドラゴンが大きいから、白い粉を全体につけるのは意外と大変だったけど

時間をかけてどうにか頭から尻尾の先まで、ぜーんぶつけた

黒ドラゴンの周りに白く光る膜みたいのが出来て

黒ドラゴンが起き上がった

「どのくらいの時間、それが持つのかは知らん。

とにかく行くぞ。

俺様のスピードについてこれるのか!?

あーっはっはっはっはっは!!!」

私を背中に乗せてライディーンが急に猛スピードで泳ぎ始めて

黒ドラゴンが後ろに遠ざかっちゃったから

ライディーンの後頭部を後ろから1発殴って

「撒いてんじゃねーよ!」って怒鳴ったのは、アリスな気がする( ̄▽ ̄;)

ライディーンがしぶしぶ急ブレーキで止まって

黒ドラゴンが来るのを待って

黒ドラゴンのスピードに合わせて、一緒に前に進むと

見えてきた

黄色い光の膜に包まれた・・・

卵?

いや、違うぞ

人?

体育座りして両手で足を抱えて

頭を下向けて

うずくまってる

男の子だ

推定6歳〜8歳くらいの

男の子

なんだろう・・・

現代っぽい服

半ズボン履いてる

黒ドラゴンが、泣きそうな顔して少年を見てる

見つけられて、会えてすごく嬉しそう

・・・で、そのままそこに倒れちゃった

「子供を持て」

ってライディーンに言われて

黄色の光に包まれて卵型にうずくまった少年を、両手で抱いた

なんて軽いんだろう

「行くぞ」

ってライディーンが私を乗せて戻り始めたから、びっくり!!!

いや待ってよ!

黒ドラゴン、あそこに倒れたまんまじゃん!!

やだよ行かない!

黒ドラゴンも連れてくーーー!!!

「無理だ」

無理じゃないでしょ!

また白い粉つければ良いじゃん!!

「もう白い粉では無理だ」

じゃあ運べば良いじゃん!!

「あいつはデカすぎる。運べない」

どんどん泳ぐライディーン

私は背中の上でパニック

いーやーだー!!!

黒ドラゴンも一緒にいく〜〜〜〜!!!

って叫び続ける

「そいつをよく見ろ」

抱いてる丸まった少年を見ると

黄色く光る膜が、所々壊れ始めてて

中に闇が入り込んでる

「そいつはもう時間がない。

今すぐ出さないとマズい。

あのドラゴンは後で迎えに行く」

なんだよー、そうだったのか!

早く言ってよ😭

やっと墨汁エリアから出て

いつもの冥界の洞窟になると

ライディーンは黒狼姿に変わって走った

すぐに世界樹に向かうのかと思ったら

一度深いところに潜って

冥界の青い洞窟の川の水に、丸まった少年を浸した

そこにカラスの鶴と亀が登場

ライディーンがカラス達に

「こいつを世界樹温泉に連れてっとけ」

と言って、少年を渡す

カラス達が少年の服をクチバシで持って上に飛んで行った

ーーーーー

私とライディーンはそのままUターンして

墨汁エリアへ戻る

また黒鳥姿になったライディーンに乗って

墨汁の沼を泳ぐ

下の体がさっきよりも咳き込む

闇がじわじわと口から入って来る

ライディーンもだいぶキツそう

ゼエゼエ言ってる

やっとまた、黒ドラゴンが倒れている場所まで戻った

でもどうしよう?

ライディーンには、この黒ドラゴンは運べない

大きすぎる

手にもっともっと、いっぱい光の粉を出そう!

と思って集中し始めた時

上の方からにゅ〜っと

でーーーっかい、指が1本現れた!!!!(◎_◎;)

ゆびーーーっっっ!!!

多分人差し指!!!

一瞬ビックリしたけど、すぐに、あールシフェルだ、と分かった

ルシフェルが助けに来てくれたんだ

ルシフェルの巨大な指1本が、黒ドラゴンを押して

ぐんぐん黒い沼の中を進む

黒鳥ライディーンが必死で追いかけるけど

巨大指のスピードが速すぎて、追いつけない

私はライディーンの背中に乗って、前方をずんずん進む巨大な一本の指を見ながら

ルシフェル父さんは、やっぱりなんてかっこいいんだろう・・・

あんな事出来ちゃうなんて・・・

すごいなーーー

強いなーーー

カッコイイなーーー✨✨

って何故か惚れぼれしてる

冥界の洞窟に着くと

そのままルシフェル父さんの巨大な指に押し上げられて、黒ドラゴンは一気に世界樹まで上昇

私たちも後を追った

ーーーーー

世界樹温泉に到着して

ライディーンと、温泉に突っ込む

温泉のお湯の中で、体の中に入り込んだ闇を吐き出す

口から黒いモクモクがお湯の中にどんどん出てくる

お湯から顔を出して

黒ドラゴンはどうしただろう?

無事にここに来たかな?

と思ってあたりを見渡すと

世界樹に、巨大なカプセルホテルが出来ているのを発見!

どう見てもあそこに黒ドラゴンが入ってる

そうか、もう温泉に浸かって

世界樹がカプセルホテルに入れてくれたのか

良かった

あ、じゃああの少年は??

と思ってまたキョロキョロしたら

温泉のフチにミカエルが立ってた

ミカエル、あの少年は?

どこ行ったの?

ミカエルが指差した方を見ると

世界樹の黒ドラゴンが入ってるカプセルホテルの横に

ちいさーーーーいカプセルホテルがもう1つあった

あそこに入ってるのか

ミカエル、説明して!

あの子は誰?

黄色い魔女さんの過去生?

なんで現代っぽい服着てたの?

シャツに半ズボンにソックスだったよ?

ちらっとメガネかけてたのも見えたよ?

『あの子は、彼女の未来の息子だ』

は?

は?

はーーーー?

みらいのむすこ???

なにそれ???

今までそんな事一度も無かったよ!!??

未来って!!!(◎_◎;)

あれ?

てか本人が望まないと、冥界から連れ戻せないんじゃなかったっけ???

『本人が望んだんだ。

彼女から生まれたいと望んでいたからだ。

でもあの状態だと、それは叶わない。

だから本人が望み、それを彼女が叶えた。

これは彼女の望みでもあるからだ。』

えーーっと(パニック)

どうしてあの子は、あんな状態になったの?

あの黒ドラゴンあの子はどんな関係だったの?

(シーーーン)

教えてくれないのかい・・・

『やっと、救う事が出来たと。

これでもう大丈夫だ、と。

安心して良いと、彼女に伝えてくれ。』

わかったよ・・・

あの子と黒ドラゴンはこれからどうなるの?

『世界樹で十分に癒された後は、俺が連れて行く。

彼女から生まれるその日まで、ワクワクして待つだろう』

そうかー

『もう心配はない』

分かったよ!

伝えてくる

もう一度、世界樹に並んだ大小2つのカプセルホテルをちらっと見てから

ミカエルにバイバイして

戻った

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